顔の脂漏性皮膚炎や脂性肌(オイリー肌)を治すには
保湿が大事というように言われていました。
しかし、脂漏性皮膚炎にも脂性肌にも
保湿クリームや乳液などの化粧品はマイナスになってしまいます。
脂漏性皮膚炎や脂性肌の原因は肌の乾燥により
それにより肌が潤いを補おうと皮脂の分泌が過剰になるとされ、
だからこそ乳液やクリームで保湿することが大事という理屈です。
脂性肌の人も実際は混合肌(インナードライ肌)であることが多いとされています。
つまりは根本的には乾燥肌なので保湿が大事ということです。
私もなるほどと思い、それを信じ
かなり長い間、化粧品により保湿を念入りにしてきました。
本当にいろいろな乳液や保湿クリームを試してきました。
化粧水だったり美容液、ジェルなどいろんな化粧品を使ってきました。
効果に疑問を持ち使い切らず捨てずに家に残っている化粧品をざっと集めてみました。
もちろん私がこれまで使ってきた化粧品はこれだけではなく、使い終わったものや
使い切る前に捨ててしまったものを合わせればこの10倍近くはあったと思います。
しかし化粧品で保湿しても脂漏性皮膚炎や脂性肌は治りませんでした。
むしろ日に日に悪化していったというのが正直なところです。
化粧品の添加物が脂漏性皮膚炎を悪化させる
保湿で脂漏性皮膚炎や脂性肌が悪化する一番の原因は
化粧品に含まれる添加物となります。
特に乳液や保湿クリームには殆どのものに合成界面活性剤や
パラベンなどの防腐剤が含まれているので肌への悪影響も大きいです。
確かに、保湿クリームや乳液などを使うと一時的には肌が潤い、
脂漏性皮膚炎の皮むけや粉吹きなどの症状もカバーできます。
しかし、それは使った時だけそのように見えるだけで、
実際には使えば使うほどに肌の力は弱まり乾燥しやすくなります。
それにより結果的には皮脂量も増えてしまい脂漏性皮膚炎の悪化に繋がります。
使えば使う程脂漏性皮膚炎の症状も悪化していくので
さらに保湿剤を使う量も増えていくという悪循環です。
私もそれは体感済みです。気付くのにかなり時間はかかりましたが^^;
添加物フリーの化粧品を使っても・・・
私は化粧品に含まれる添加物が肌に悪影響を与えている、
脂漏性皮膚炎の悪化の原因になることを知り、
添加物フリーの化粧品、または添加物が比較的少ない
低刺激の化粧品を使うようにしました。
しかし、無添加の化粧品を使っても
脂漏性皮膚炎が治るということはありませんでした。
確かに、肌に刺激が少ないことは感じられましたし、
添加物が含まれる化粧品に比べれば悪化はしないのですが、
だからと言って脂漏性皮膚炎や脂性肌が治る訳ではありませんでした。
それもそのはず、化粧品を使っても肌の保湿力というか、
肌本来の力は強くならないのです。
つまり、使った時しか効果がないというのは
添加物フリーの化粧品であっても変わらないということです。
化粧品を使うのは症状が酷く外出する時だけにする
まとめると化粧品を使っても脂漏性皮膚炎や脂性肌の改善効果はなく、
乳液や保湿クリームでは悪化の原因になるということです。
もちろん、化粧品を使うのであれば無添加のもの、化粧水程度がおすすめです。
ですが、それは皮剥けや粉吹きなど症状が酷く、
そのまま外出するのは気が引けるという時だけにしましょう。
化粧品を使わない、肌に何もつけないほうが肌力は強くなり、
脂漏性皮膚炎や脂性肌は改善されていくからです。
本当に症状が悪化してしまった時は皮膚科の病院で処方された
薬を塗ることも必要かもしれません。あくまでも私の経験談ではありますが、
ステロイド剤も含めて薬でそれほど酷い副作用が出た(薬によりニキビが増えたことくらい)
ということもないので、薬で対処することも時にはアリだと思います。
ただし、薬では根本的な治療にならないことも忘れてはいけません。
脂漏性皮膚炎や脂性肌(オイリー肌)を治すには
出来る限り肌に何もしない、肌断食をする日を増やしていくことが大事です。
化粧品を使うのは外出時(症状が酷い時だけ)にして
無添加の化粧水くらいにとどめておくようにしましょう。
こちらの化粧水はアトピーや敏感肌の人でも使えるのでおすすめです。
仕事の時や人に会う時などやむ負えない時に役に立つと思います。